神社のご紹介

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大島・奥津島神社(おおしま・おくつしまじんじゃ)のご紹介

大国主命(おおくにぬしのかみ)を祀る大嶋神社、奥津比賣命(おきつしまひめ)を祀る奥津島神社は、両社が同じ境内に鎮座します。大間神社の祭神である大国主命像は等身大の見事なもので、国の重要文化財になっています。平安時代に作られた「延喜式」という本の中に出てくる神社で式内社であり、この神社からは朝廷に毎年「むべ」を奉納していることが記されております。「むべ」の献上は戦前まで続いていました。また、境内には1878年に明治天皇が北陸に巡幸した折、当時の滋賀県令がむべを献上し詠んだ「大君にささけしむべは古き代乃(よの)ためしとしたふ民のまこころ」という歌碑があります。

皇室への献上再開実現

深井武臣 宮司は、途絶えていた皇室への献上はどうしても復活したかった。かつては、伝説の老夫婦の親せきといわれ、長い間献上の供御人(くごにん)を担っていた家があった。しかしこの方が町外へ出られたあと、献上が中断していたのだ。神社が中心になって県を通じて働きかけ、ようやく献上の許可がおり、平成14年10月に収穫た「むべ」を15個を青竹で編んだかごに包み、ヒノキの箱に入れて献上した。それ以来「むべ」の献上は、毎年近江八幡市役所で献上させて頂き、宮内庁へと届けられています。

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